こんにちは!営業マンのストレス改善専門家のとむです。
「第一印象が大切だ!」なんてことが言われることが多いですよね。
営業マンの先輩からも言われることがあるのではないでしょうか。
新人研修やビジネスマナーのセミナーなどでも、当たり前のように言われています。
なぜ、第一印象が重要なのか?
第一印象をより良くするためには、何をすればいいのか?
ここでは、営業マンが知っておくべき第一印象の重要性とチェックポイントをご紹介します。
なぜ第一印象が重要なのか?
あなたが一目で「いい営業マンだな」と思える人は、どんな人でしょうか?
寝起きのままのボサボサ頭に、
シワがよった元々グレーと思われる奇妙な色合いのスーツの肩に白い粉。
襟元が汗染みで変色をし、テカテカになったパンツからは裾が飛び出しているワイシャツ。
自信なさげなノドをつぶしたような声で、「えーっと」と連発しながら商品説明をするAさん。
清々しい紺色のスーツから見えるピシッと整えられた真っ白なワイシャツ。
しっかりと折り目のついたパンツの下には、ピカピカと磨かれた黒い靴。
さわやかな香りが漂い、嫌味のないナチュラルな遊びのあるヘアスタイル。
挨拶はハキハキとした声で丁寧な言葉遣いをするBさん。
信用できそうな営業マンはAさん、Bさんのどちらでしょうか?
・・・・・・・。
訊くまでもありませんよね。
Bさんの方がいいに決まってるじゃないですか。
あなたがAさんほど、意識をしていないことはないと思いますが、気づかないうちに第一印象を悪くして、損をしてしまっていることがありえるのです。
最初の印象を払拭することは難しいと言われています。
心理学では「初頭効果」と呼ばれ研究されています。
「初頭効果」とは、最初に感じた印象が残りやすく、その後の評価に大きな影響を与えるというものです。
第一印象というのが重要になり、大切にしましょうと言われている理由なのです。
第一印象をより良くするためのポイントとは?
実際に第一印象をより良くするためにはなにを意識すればいいのか?
- 相手からの見た目を意識する
- 相手と話す声を意識する
- 相手と話すときの姿勢を意識する
清潔感を意識して身なりを整える
「清潔感」というのはとても大切ですよね。
読んで字の如く、「相手が清潔に感じる」ようにすることです。
自己満足ではなく、徹底的に相手が清潔だと感じるようにすることによって、清潔感は生まれます。
- 髪型・・・髪が整っているか?イヤミがないか?(相手の年齢によって不快なものがある)
- ひげ・・・剃り残しはないか?
- 眉毛・・・整っているか?
- 鼻毛・・・飛び出していないか?
- 爪 ・・・のびていないか?整っているか?
- におい・・汗の対策はしているか?香水はキツすぎないか?
- 肌 ・・・キレイになっているか?
- 唇 ・・・ガサついていないか?
- 口臭・・・食べたあとに歯磨き、口臭対策などをしているか?
- 身なり・・服装にヨレ・シワがないか?キレイに洗濯されているか?靴は磨かれているか?
- 持ち物・・カバンはキレイか?整理整頓されているか?
相手に見えるところは徹底的にチェックしましょう。
人によってこだわるポイントが違います。
あなたが気にしていないところも、意外と相手は見ているものです。
好感がもてる第一印象を心がけることで、今後の商談がより楽になります。
相手が聞き取りやすい声・話し方を意識する
会話をするときには、多くは声を使います。
対面で会話をするうえでは、声という要素はとても大切だと思いませんか?
声や話し方に不快感があれば、話したくなくなりますよね?
「何を話すか」よりも「どう話すか」の方が重要なのです。
声自体を変えることは容易ではありませんが、質や話し方は変えられますよね。
そんな話し方を意識することが大切になってきます。
以下のことを意識しながら話をしてみましょう。
- ハキハキとした声で話す。
- ゆっくり丁寧に話す。
- 言葉の語尾を下げるか、ニュートラルにする。
- 接続詞を多用せず、文が短く明瞭にする。
- 順接の「だけど、けれども」は使わない。
- 「あの〜」「え〜っと」は使わない。
- 相手の様子を見ながら話す。
話すことに意識を向けると、相手に伝わらないことが多くなってしまいます。
それよりも、相手を意識して伝えたいことが伝わっているかを意識しましょう。
話をするときの姿勢を意識する
見た目の印象において、「姿勢」もとても大切ですよね。
猫背で話をしている人に対して、どんな印象を持ちますか?
自信なさげな印象で、「この人から買って大丈夫かな?」なんて思いませんか?
腕組みをして話をしている人に対して、どんな印象を持ちますか?
「偉そうなヤツだな」とか、「信用してないのかな」とか思いませんか?
こんな姿勢を無意識でしてしまっていたら、要注意です。
- 猫背
- 腕組み
- 足を組む
- 椅子の背もたれにもたれる
- 肘をつく
海外だと「足を組む」というのは、敵対心のない表現とも言われていますが、日本の文化では悪い印象をもたれることが多いようです。
背筋を伸ばし胸を張って話をしていると、無意識にいい印象が生まれるものです。
いい姿勢をとって、どう見られているかを意識しながら話をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
営業マンにとって、商談を進める上で重要となる「第一印象」についてお話ししました。
相手があなたに抱く印象というものは、今後の商談に大きく響くということです。
お客様と初対面は、特に以下の3点を注意しましょう。
- 清潔感を意識する
- 話すときの声を意識する
- 話すときの姿勢を意識する
お客様によりよい印象を持ってもらうために、見た目と声、話し方について意識しようというお話しでした。
まずは、あなたをお客様に興味を持ってもらわなければ、あなたが持ってきた商品には全く興味を示しません。
あなたの第一印象をより良くする意識をすることで、商談のストレスが改善できると幸いです。
コメントを残す